11/27 【BenQアンバサダーのイベント】で「カラーマネジメントディスプレイSW2700PT」の威力を知った
先週の日曜日に、BenQのイベントに参加してきました。
イベントの目玉は「カラーマネジメントディスプレイSW2700PT」という、写真家向けのディスプレイ。
BenQって?
自作パソコンだとおなじみ、ディスプレイやプロジェクターのメーカーです。
台湾の企業です。パソコンの大手企業って台湾のが多いですね。
(Amazonでおなじみ)高コストパフォーマンス系、価格重視のオフィス用、反応の早いゲーム用などが日本では出回っています。
日本では出ていませんが、医療用モニターとかもあるようです。デジタルサイネージにも進出するんだとか。
カラーマネジメントって?
一言だと「色を正確に再現するための管理手法」でしょうか。
個体差、環境、光の三原色な液晶と色の三原色なプリンターのような色表現の違いなどをひっくるめて、なるだけ近づけて表現できるようにすれば、狙い通りの表現ができるよねと。
実際問題、どんくらい違うのか?
会場近くの公園と水族館で撮影をして、RAWデータをとってきて比較しました。
文字じゃ説明しづらいですが、普通のモニターと並べると分かるんですよ。
「あ、自分の見た景色だ」とか、「明るいけど、こんな真っ白じゃなかった」とか、「こういう色だった。」とかね。
ちなみに、こんな写真を撮りました。
容量の都合でJPEG化してますが。
BenQのカラーマネジメントディスプレイの強みは?
違いがある。それはわかった。
けど、それはカラーマネジメントディスプレイの強みでしかない。
BenQ SW2700PTの強みは何でしょう?
答えは、この2つ。
まず「画面解像度」。高解像度な方が、ピンぼけが見つけやすいです。解像度が低いと画像が縮小されてしまい、ピンぼけがわかりにくくなります。
なので、できるだけ細かく広範囲を見られる環境が良いのです。
そして「価格」。Amazon価格で、EIZOのCS2730-BKに対して半額近いんです。
EIZOのが12万円後半、BenQのは6万円後半。
EIZOはより高いモデルもあるので、そっちと比較したら差が広がります。
BenQさんに一言
今回のイベントで、「実際に写真を見比べる」ことでカラーマネジメントの違いがよくわかりました。
モニターの良さを見せるなら、これを店頭や写真系のイベントなどあちこちでやってみてはどうでしょうか?
BenQ カラーマネージメントモニター ディスプレイSW2700PT 27インチ/WQHD/IPS/Adobe RGB
- 出版社/メーカー: ベンキュージャパン
- 発売日: 2016/07/08
- メディア: Personal Computers
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ワコム Bamboo Folioをしばらく使ってみた。 #makingideas #wacom
いろいろと思うことがありました。 3点くらい、言いたいことができました。
「買う前にカバンと自分のメモを確認しろ」
Folioは大きい
- カバンに入るか確認すべき。A4ファイルサイズが入る収納が必要。
- SurfacePro3も携帯用としては小さくないけど、BambooFolioはそれよりも大きい。
- 比較したところ。左がSurfacePro3、右がFolioの書き込み部分。
A4サイズが本当に必要か?
日頃のメモがA4である必要はあるか、自分のメモを見直したほうがいい。
「常に手元に置け」
- カバンに入れてると、まず出さない。
- 紙とペンをカバンから取り出すように習慣づけしないと、取り出さない。ゆえに活躍できなかった。反省点。
「万能じゃない。道具だ。」
全部のメモをコレでデジタル化するのは難しい。
- 少なくとも自分は無理だった。
ポケットから取り出して素早くメモをとるには向かない。
- そういう用途なら、手帳とスマホのカメラのが素早い。
電源を入れる、ペンをひねってペン先を出すアクションが必要。素早く書き出すのは苦手
- パソコンを大砲、手帳とスマホカメラが弓矢とするならば、Folioはライフル。
- 攻撃するという目的は一緒だけど、弓矢ほど軽快ではないし、大砲ほど威力もない。
- ただ、手書きをデータ化するという一点において、他の追随を許さない立ち位置を確保できる。
最後に。 ワコムさん、さんざん待たせといて、このくらいしか伝えられなくてごめんなさい。
PC9801の起動音ぽいのを、CodePenに公開しました
この記事を見て最初に思ったのが「98の起動音だせるかも」でした。
元のコードをForkして、いじってたらできてしまいました。
オシレータを2つ定義し、開始時間をずらすことでいい具合に鳴っています。
12行目の「beepLength」が音の長さです。
プログラムだけで音が鳴らせるのって、面白いですね。
20000mAhのモバイルバッテリーがお得、らしい。
「中国で作ることの強みと弱み。岐路に立つ生産工場の今」を読んだ
昼休みに記事を読みました。
思うところあったので、書いておこうと思います。
Twitterだと文字数制限がきついもので。
- 従業員を大事にしている。
給与水準の上昇に合わせて、ちゃんと支払ってるみたいですね。
そうしないと逃げられちゃうってのもあるんでしょうけども。 - 人員が減った分を機械化で補えるだけの体力がある。
工作機械は安くないはずなんですが、それを買うだけの体力があるってのは羨ましいですね。 - 安かろう悪かろうだったのが、安くない分だけ良くなってるのだな、と。
未だにAmazonとかで中国製を買うとヒドいのもありますが、きちんとしてるブランドはきちんとしてるんだなと。 - 国際規格や取引先の求める水準に追いつく努力をしている。
それをしつづけた工場だけが残って、そうじゃないところは潰れた。
そういう努力には頭が下がりますね。
中国の製造業をナメてると痛い目を見るな、というのは読んで感じました。
そうじゃなくても戦闘機も、大きなロケットも、カーボンフレームのロードバイクも、日本製より良さげなスマホも作れてるから、既にレベルは高いと思うんですけども。
自分も一応は製造業に絡んでますが……どうなんだろう。
中国と競って勝てるのか?と言われると、難しいかもしれない。
データと原料と製造装置さえあれば、どこででも作れるだけに不安はありますね。
「上海で作ります、日本より3割安いです、品質もほぼ同等です」とか言われたら、たぶんそっちになびくクライアントは多いんじゃないかなと。安い方がいい、という所は少なからずありますからね。
さて、どうしたら彼らに対抗して生き残れますかね、と。
少し不安を覚えたのでした。