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jakeの日常

11/12、【Surface Pro 4 発売記念 & アンバサダーキックオフイベント】に参加しました。

新しい物も好きなjakeです。

11/12にSurface Pro 4発売記念 & アンバサダーキックオフイベント に参加してきました。
だいぶ遅くなってしまいましたが、イベントレポです。

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人と触れる部分の改良度合いが著しい

直接触れる部分、特にキーボード、タッチパッド、ペンの改良が目覚ましいです。

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キーボードは3のころ「正直使いたくない」というレベルでした。これまでのSurfaceと同じでしたが、叩くとたわむわ、キーが隙間なく並んでてミスタイプしやすいわ、散々でした。
それが実用レベルになりました。

  1. 隣接するキートップとの間に隙間ができた。
  2. キーボードの剛性が上がった?たわみが激減してます。

タッチパッドも変わりました。

  1. 素材が変わった。MacBook Airみたいにツルツルした素材です。
  2. 面積が大きくなった。4割アップだそうですが、これなら使えます。

自分はあまり使ってませんが、ペンも大きく変わりました。

  1. 圧力の段階が256→1024に増えた。イラストを描くなら大きな変化でしょう。
  2. ペン先の交換が可能になった。純正キットが用意されます。
  3. 感触が紙+ペンのようになった。前はつるつるでした。

 

前モデルよりも更に「人を選ぶ」ようになった

3の頃よりもクリエイター向けと、人を選ぶ印象になりました。

  1. 円安+豪華さで値段が跳ね上がりました。一番安いモデルはCPUをAtomにグレードダウンしてるのに12.5万円です。12月に投入予定の最上位モデル(メモリ16GB+SSD1TB)は、この価格表に掲載されていません。おそらく更にあがります。40万円くらいでしょうか。

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  2. 携帯性が高くて、メモリが16GB、SSDが1TB、ただしGPUなしというのは唯一無二だが、需要が限られます。
    GPUがないのでゲーミング用途は除外されます。
    日本向けは指紋認証センサーが非搭載なので、セキュリティ的にはイマイチ不安です。BitLockerはありますけどね。(そもそも高すぎるので導入されないかも)
  3. ライバルはCintiqやiPad Proやレッツノート
    値段的に「プロの道具」がそれに近いものです。
    キーボードを大事にするならレッツノート、ペンや画面を大事にするならワコムのCintiqがライバルじゃないでしょうか?
    適切な表現が思いつきませんが「価格よりも機能」という系統です。

なので、マルバツで紹介するとこんな感じでしょうか?

  • ◯:パソコンで絵を描いてる人。本体をスケブのように抱えて描けるから。
  • ◯:画像、映像の編集をマメにする人。ハイパワーと高解像度を活かせる
  • ◯:道具への金に糸目をつけない人。最上位機種だと40万以上
  • ✕:キーボードを大事にする人。改良されてもタイピング時のたわみは出る
  • ✕:パソコンに安さを求める人。ハイエンド機ゆえ価格もハイエンド。
  • ✕:ミニマリスト。本体に拡張性がなく、増設のたびにケーブルが増える。

 

イベントとしては期待はずれ?

今回のイベント、自分としては「メディア向けの発表会の裏側でタッチアンドトライをさせてもらった」という印象でした。
技術系のブロガーにとっては、どう変わったのか?どう良くなったのか?が知りたかったです。
そのことが後回しだったので、機種名を変える必要性もわかりませんでした。
3→4は大変更だとは思います。ですが、このやり方なら、アップルのようにイヤーモデル制にでもした方がいいんではないでしょうかね?

 

また、アンバサダーに何を求めてるのか、イマイチわからなかったです。
タッチアンドトライだけなら量販店でもできたんですよ。
今回、その場所に出たことで「イベントならではの」得られるものが少なかったなと感じました。
実際、自分が知ってる有力ブロガーさんは、開始15分でしらけちゃって早めに撤収してました。

 

ちょっと辛口な部分あるかもしれませんが、正直に書いてみました。

 

ただ、キーボードは両手放しに褒められるくらいに良くなってます。
Surface Pro 3のユーザーさん、キーボードだけ買い足すの、オススメですよ!
17,000円くらいしますが、本体を買い換えなくても4の改良を享受できます。